今年も残りわずかになった14日、岡崎市中心部の岡崎公園で岡崎城のすす払いがあり、1年間のほこりがきれいに落とされた。また、大手門前にはジャンボ門松が立てられた。
　城のすす払いは年末の恒例行事で、この日は市営施設管理協会の職員が屋根に上り、竹の先にササを取り付けた長さ4メートルほどの特製のほうきを使いながら、天守閣や外壁、軒下などのほこりをさっぱりと払い落とした。岡崎城は高さ24.9メートル。昭和24（1959）年に復元され、毎年約13万人の観光客が訪れている。
　また、大手門にはジャンボ門松が立ち、迎春準備も整いつつある。門松は、高さ約3メートル。松竹梅や葉ボタン、クマザサ、センリョウ、ナンテンなどをあしらっている。大手門が平成5年に完成して以来、毎年飾られている。