岡崎市の施設
24棟でアスベスト確認
除去や封じ込め工事実施へ
岡崎市は6日、アスベストが使用されている市有施設の調査結果を発表した。前回9月12日の発表以降に新たに使用が確認された施設で、小学校を中心に多数の出入りがある建物で13棟、機械室など特定の人のみが出入りする建物で11棟、計24棟で見つかった。
市は今年8月、含有量が1%を超えるアスベストの使用が法律で禁止された平成7年以前築の市有施設、1,200棟を対象に調査を実施。吹矢、康生地下、市役所北の各駐車場や市体育館など16棟で使われていることが分かった。その際、吹き付けなどの影響でアスベストが使われているか確認できなかった建物が280棟あった。
今回は、その不明だった建物についての分析調査の結果で、市では今後、人の出入りが多い施設を優先に、除去や封じ込めの工事を行う。なお、対策工事前の建物は、飛散の有無の確認調査を定期的に実施し、飛散が認められた場合は建物の閉鎖も検討する。
現在開会中の市議会12月定例会、坂井一志氏(公明)の一般質問で答弁した。