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東海愛知新聞

岡崎市議会12月定例会

59議案を発表

「きらり」関連7000万円
補正予算 大半は額田“引き継ぎ”

 岡崎市は18日、12月定例議会に上程する一般会計補正予算案など59議案を発表した。
 補正予算案は一般会計約15億円増、特別会計約17億円増、企業会計約6億円減の合わせて約26億円の増額。その大半は、来年1月1日の合併以後の額田町からの“引き継ぎ予算”となっている。
 このほかでは、来春スタートのNHK連続テレビ小説「純情きらり」の放送に伴う観光客誘致に向けて、各種キャンペーンや岡崎公園内のバリアフリー化、案内標識などの充実、愛環中岡崎駅西に公衆便所の設置など一連の事業に約7,000万円、また除細動器(AED)を市内の全小中学校や市民センターなどに配置するため137台分の一括購入費約3,900万円を計上している。
 一方、水道企業会計では男川原水調整池築造事業の見直しで、約5億6千万円を減額補正した。

狭あい道路拡幅
整備条例制定案
 条例関係では、狭あい道路(幅1.8メートル以上4メートル未満の市道など)の拡幅整備に関する条例制定案を提案している。これは、大型の消防自動車も入ることができる道路幅を確保して安全な居住環境を確保するのが狙い。該当道路に接する土地に建築物を新築または改築する場合、道路の中心から2メートル後退して建てるよう、市長との事前協議を義務づけている。
 後退用地の寄付を申し出た場合は、市が用地の測量や所有権移転の手続きを行う。また、用地内の門や樹木などの除去、移転に対して補助金を出すとしている。
4協会を市営施設
管理協会に統合
 その他議案としては、来年四月からの公の施設にかかる指定管理者の指定が中心。中でも、一般公募した篭田公園地下駐車場の指定管理者には株式会社日本メカトロニクス、母子寡婦福祉会館と母子生活支援施設は社会福祉法人若竹荘、おかざき農遊館とふれあいドーム岡崎はあいち三河農協を指定。
 また、非公募の中では市営施設管理、国民宿舎桑谷山荘管理、中央総合公園運営管理、会館施設管理の4協会を市営施設管理協会に統合のうえ、これまで各協会に委託していた各施設の指定管理者に指定している。
1日から20日間
 岡崎市議会は18日の議会運営委員会で、12月定例会を1日から20日まで20日間の会期で開くことを決めた。
 日程は次の通り。
 1日=本会議(開会、市長提案説明)▽2日=同(一般質問)▽3、4日=休会▽5、6日=本会議(一般質問)▽7日=休会▽8日=本会議(議案説明、総括質疑、委員会付託)▽9〜11日=休会▽12日=経済建設委員会、福祉病院委員会▽13日=環境教育委員会、総務企画委員会▽14日=特別委員会▽15日=休会▽16日=議会運営委員会▽17〜19日=休会▽20日=本会議(委員長報告、質疑、討論、採決、閉会)

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