岡崎クラブ
10年ぶり2度目の全国優勝
50歳以上のママさんバレー
第17回全国家庭婦人バレーボールいそじ大会で愛知県代表の岡崎クラブがブロック優勝し、監督の山下圭子さんとマネジャー、選手ら14人が18日、岡崎市役所を訪れ柴田紘一市長にV報告をした。
柴田市長は「優勝というすばらしい成果は、長年頑張っている選手の皆さんの勲章です」とたたえた。同クラブは第七回大会に出場して優勝、今回が10年ぶり2度目の出場で、またも優勝した。
大会は先月28日から30日まで鹿児島市で開かれた。大会名に「いそじ」(五十路)と銘打つように、大会初日を基準に満50歳以上の選手でチームを構成するのが条件。全国の64チームが4つのブロックに分かれ、各ブロックの16チームがさらに4つのグループに分かれて予選のグループ戦を戦い、各1位が決勝トーナメントに進んだ。
同クラブは平均年齢が51.8歳で、全チーム中、若い方から7番目。グループ戦で、最も若い福島県チーム(50.6歳)を2―1の接戦で破って波に乗り、決勝戦では兵庫県の東播チームを2―1で下した。
「サーブ、攻撃、守備のすべてに良かった。みんなの心が一つになりました」と山下さん。金メダルを掛けた選手たちも「そうです」と話した。12人の選手は岡崎市家庭婦人バレーボール連盟に登録する86チームから選抜。7月に13チームが参加した県予選を勝って代表となった。