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東海愛知新聞

「純情きらり」でドラマ“初体験”

セリフはないが緊張 地元の人とふれあい

 14日に始まったNHKの連続テレビ小説「純情きらり」の岡崎ロケには、岡崎市民もエキストラとして参加している。そのうち八丁蔵通りで通行人として出演したうちの3人に、ドラマ“初体験”を聞いた。
 昭和3年という時代設定だから、みなさん和服姿だ。鳥打ち帽をかぶった戸崎町の会社員、山本理さん(35)。
 「実家のある岡山から岡崎に来て17年。ここが私の住む2番目の町です。この地にもっと親しもうとエキストラに応募しました」。この日は有給休暇を取った。
 セリフはないが、最初は緊張したという。「昭和の初めの人らしく『ゆっくり歩いてくれ』という指示。下駄は履いたことがないから歩きにくかったです」。一緒に応募した奥さんは選にもれたという。
 着物の裾すそが割れてはいけないと気をつけた大西町の主婦、藤井直子さん(32)。足元が窮屈で何となく歩きにくかったそうだ。「私は三重県松阪市から引っ越してきました。まだ1年です。地元の人と触れ合いたいと思い、応募しました。岡崎に来てから『カクキュー』さんの味噌蔵を見学しました」
 六供町の主婦、松本加奈さん(33)はエプロン姿。「とってもステキな帯を締めているんですが、エプロンで隠れちゃいました」

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