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東海愛知新聞

岡崎市北部学校  給食センター衛生面の向上など配慮

移転新築工事始まる

19年4月稼働へ

 岡崎市はこのほど、北部学校給食センターの移転新築工事を始めた。
 同市東阿知和町の市農業バイオセンター北側約11,700平方メートルに鉄骨2階建てのセンターを建設し、現在の約2倍となる1日1万200食をまかなう。
 小学校15校、中学校7校、市立幼稚園2園に供給する予定で、平成18年10月末の完成、19年4月の稼働をめざす。建設費は18億4千万円。
 同センターは、昭和46(1971)年4月に市内初の学校給食共同調理場として岩津町壇ノ上に竣工。現在は約6,700食を作り、小学校5校、中学校5校に供給している。築後30年以上が経過し、老朽化や衛生管理上の問題を抱えていることから、移転新築に踏み切った。
 新しい北部学校給食センターは、ドライシステムを採用。床面を濡らさずに乾燥した状態で使用するため、室内の湿度が低く保たれ、雑菌の繁殖を抑えることができるなど、現在のセミドライシステムに比べ、衛生面や作業効率の向上が見込まれる。
 同市では、市内に四つある給食センターすべてでドライシステムを採用するため、改築工事を順次行う予定だ。

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