ふれて遊べるオモチャ展 世界6ヵ国から150点
スウェーデンの木製玩具も おかざき子ども美博で
岡崎市岡町のおかざき世界子ども美術博物館で1日、企画展「JOINT未来をつなぐ世界のオモチャ展」が始まった。「JOINT=つなぐ」をテーマに、組み立てて遊ぶおもちゃを集結。子どもたちの可能性と創造性をかき立てる世界各国の玩具を紹介している。11月27日まで。
展示品は、日本の組木細工、スイス・ネフ社の木製玩具、NASAや大学などで分子やウイルスの講義に使われている米国・ゾムツールの立体構造制作キット、マグネットでつなぐドイツ・マグダッチ社のブロック玩具など六カ国から集めた約150点。会場内のほとんどのおもちゃは、手にとって自由に遊ぶことができ、壊れやすくても機能性を重視した物や反対に何代にもわたって遊べるよう丁寧に作られた物など、展示品にはお国柄も見受けられる。
なお、スウェーデン・ブリオ社のコーナーには、愛知万博でフレンドシップ国となった同国から「岡崎市の子どもたちにわが国のおもちゃで遊んでほしい」と、万博で展示された縦86センチ、横百25センチ、高さ45センチの「木製レール」が特別追加されている。訪れた子どもたちは、夢中になって木製レールの上に汽車を走らせていた。
同館は、月曜日と祝日の翌日が休み。開館時間は午前9時から午後5時まで。入館料は小中学生が100円、大人300円。岡崎市内の中学生以下は無料。