おかざき農遊館で「秋の山草展」
可憐な草花を展示即売
岡崎市東阿知和町、おかざき農遊館で30日、「秋の山草展」が始まった。
岡崎野生蘭会(永田忠夫会長)の会員11人が、丹精込めて育てている約五百鉢を出品した。
赤い実の大実ゴールテリア、紫色の花がかわいい岩シャジン、実が梅に似ているため名前が付いたというツルウメモドキ、白い花が咲くツメレンゲなどが並ぶ。訪れた市民が、山草らしい可憐な花や葉を観賞しながら品定めをしている。
会場には会員が常駐し、来場者からの質問に「必ず夜露にあててください」などと、管理の仕方などをアドバイスしていた。
会長の永田さんは「今年の夏は気温が高かったため、育てるのに苦労した」と話し、「山草は生長していく様子が楽しめる。花や実のほか、秋になれば紅葉する種類もあります」と山草の魅力を話している。
同展は入場無料。2日まで。