岡崎で三河部の「私学美術展」
高校生の多彩な作品730点
高校生が部活動で制作した作品を一堂に集めた「私学美術展」が、岡崎市美術館で開かれている。
県私学協会が「私学高校生の文化の祭典」として、三河部と尾張・名古屋地区に分けて毎年開いており、今年で52回目。
三河部の会場になっている同美術館には、愛知産業大学三河、光ヶ丘女子、岡崎城西、人間環境大学岡崎学園など11校から、絵画、工芸、デザイン、書道、写
真、手芸など合わせて730点が展示された。
絵画では風景、人物のほか、おもちゃ箱をひっくり返したようなカラフルな絵や、写真では友達の顔やペットのネコなどユーモラスな作品や、書道の大作も並ぶ。また高校では珍しい和紙工芸、型染めなどもあり、訪れた市民が熱心に鑑賞している。
同協会では「展示作品の中には全国規模の作品展で入賞したものもあり、レベルの高さには定評があります。今年は特に出品作品が多く、充実した展示会になりました」と話している。
25日まで。