多発地点の抑止重点
きょうから秋の交通安全運動
岡崎署
「秋の交通安全運動」がきょう21日から、全国一斉に始まる。岡崎署管内でも30日までの10日間、[1]高齢者の事故防止[2]夕暮れ時の歩行者と自転車事故の抑止[3]シートベルト・チャイルドシートの着用徹底―を重点目標に活発な啓発活動が続く。
同署のまとめでは、今年1〜8月末の間に管内で発生した事故の総件数は2,025件(2,603人)。昨年同期に比べ、104件(101人)減った。
内訳は、死亡事故が9件10人で、昨年同期に比べ死者が1人増えた。重傷事故(49件51人、昨年同期比5件4人減)と、軽傷事故(1,967件2,542人、同109件98人減)は軒並み減ったものの、いずれも8月に発生が集中した。
重点目標に加え、同署が管内で特に注意を呼びかけているのは、多発する交差点内での事故。今月18日も岡崎市大門4の交差点で午前4時40分ごろ、車同士が出合い頭に衝突、西尾市の男性(40)が運転する車に同乗していた長女(17)が死亡している。
池田幸三交通課長は「交差点での事故抑止は管内での『重点目標』。ドライバーはもちろん歩行者や自転車も、交差点などでは必ず左右の安全確認を」と警鐘を鳴らしている。
運動期間中に予定されているイベントは次の通り。
21日=管内一斉街頭監視(管内全域)軽飛行機交通安全広報(管内1円)ちびっこ警察官による広報キャンペーン(アピタ北岡崎店)▽22日=保育園児と高齢者の交通安全教室(岡崎南自動車学校)ライド&ライト関所(岡崎市大平町)▽26日=チャイルドシート着用徹底キャンペーン(岡崎市河原町の百々保育園)ライド&ライト関所(県道岡崎幸田線)
27日=交通安全自転車教室(岡崎市連尺小学校)高齢者交通安全講話(高年者センター岡崎)▽28日=シートベルト着用キャンペーン(国道273号)▽29日=体験型高齢運転者講習(岡崎南自動車学校)▽30日=管内一斉街頭監視(管内全域)高齢者自転車教室(幸田町菱池の防災広場)