県がんセンター愛知病院 第一弾
来月から「乳腺科」新設
乳がん治療を強化 がん特化
岡崎市欠町、県がんセンター愛知病院は10月1日から乳腺科を新設、専門の医師2人を配置し最新の機器を導入して乳腺治療の充実を図る。
同病院は今年4月、現在の名称に変更し、がん治療の専門病院として特化をめざしている。今回の乳腺科の新設は、その第1弾。
現在、同病院では胸部外科部が肺がん、乳がんの治療に当たっているが、乳がんの患者が増え診断も多様化していることから、乳腺科を独立させ治療の強化を図る。
針生検により病変組織を採取する最新のステレオマンモトーム、センチネルリンパ節生検用のガンマプローブを導入するほか、乳腺撮影用のマンモグラフィーを更新、超音波装置も増設するなど、医療機器も整備する。
乳腺科部長には、県がんセンター中央病院(名古屋市千種区)乳腺科部医長の水谷三浩氏が就任する。