岡崎市が調査
アスベスト使用施設
吹矢駐車場など16棟
岡崎市は12日、アスベストが使用されている市有施設の調査結果を発表した。吹矢、康生地下、市役所北の各駐車場や市体育館など16棟で、580棟の建物が不明となっている。
含有量が1%を超えるアスベストの使用が法律で禁止された平成7年以前築の市有施設、1,200棟を対象に今年8月に調査を実施。アスベストを含む吹付け材が16棟で使われていることが分かった。いずれも飛散する状況ではないが、市では除去や封じ込めの工事を行う。また、使用が不明な建物については早急に分析調査を実施する。
アスベストの使用施設は次の通り。カッコ内は吹付け場所。
市役所北駐車場(鉄骨の梁はり)▽市民会館(機械室、映写室の天井、壁、梁)▽美術館(1、2階機械室内壁)▽太陽の城(機械室、物置の天井、梁、壁)▽8帖ごみ処理2号炉(ブロワー室の内壁、天井)▽吹矢駐車場(柱、梁、車路天井)▽康生地下駐車場(車路、天井)▽仁木荘浄化槽機械室(天井、内壁)
滝新町地域汚水処理施設(ブロワー室の内壁、天井)▽早川雨水ポンプ場(壁、屋根裏)▽大門雨水ポンプ場(壁、屋根裏)▽大西資材事務所(ボイラー室、書庫の天井)▽男川浄水場自家発電室(建物内面)▽市体育館(駐車場、空調室、ブロワー室の天井、アリーナの天井)▽同管理棟(パッケージルーム)▽岩津市民センター(機械室の内壁)