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東海愛知新聞

杉浦氏(自民)6選果たす

衆院総選挙
愛知12区 中根氏(民主)は議席失う

第44回衆院総選挙が11日投票、即日開票された。有権者の数が前回より7,870人増えて、県内の選挙区で最も多い432,843人となった愛知12区(岡崎市、西尾市、幡豆郡、額田郡)では、杉浦正健氏(自民)が前職の強みを発揮し6回目の当選を果たした。前回比例で当選した中根康浩氏(民主)は議席を失った。投票率は前回(平成15年11月)を6.44ポイント上回る71.08%だった。

 愛知12区は、“民主王国”と言われる県内で、前回自民が死守した3議席のうちの1つ。杉浦氏は大票田の地元岡崎を中心に地盤固めを進め、きめ細かな選挙戦を展開。順調に票を伸ばして中根氏をかわし、六選を決めた。
 小泉首相をはじめ、党幹部が次々と応援に入った杉浦氏は、岡崎、西尾、吉良、幸田、額田にそれぞれ事務所を置き、選挙区内をくまなく回って保守票の掘り起こしに力を注いだ。巨大な選対本部では、保守系の県、市町議らの連携と引き締めで保守層の票を手堅くまとめた。
 民主支持層の全面的な支援を受け、二選をめざした中根氏は、労組への浸透に力を入れて票を伸ばしたものの、無党派や女性票の取り込みがいま一つだったことなどから及ばなかった。
 共産の萩原昇氏は、徹底した街頭演説で党の政策を訴え、無党派層への浸透を図る運動を展開したが伸び悩んだ。

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