岡崎
「市民協働」実現へ
パネリストと質疑応答
行政と市民がともに政策に取り組む「市民協働」について考えるシンポジウム「わたしが変わり、まちが変わるやろまい! 参加・協働・自治」が10日、岡崎市せきれいホール(朝日町)で行われた。「市民協働に対する生の声を聞きたい」と、来場した市民が質問や意見を書いて投書する「ポストイット」形式でパネリストと質疑応答した。
市では昨年、学識経験者やNPO、一般市民らからなる「市民協働推進会議」を設立。行政から市民に政策を発信する従来のパターンを、「市民発の行政との連携」に変えるための話し合いなどを続けてきた。また、9つの市民団体をモデル事業として認定している。
今回は「市民協働」の制度・仕組み化が必要かどうかなどを、自由参加の一般市民に問う内容。パネリストの県内外のボランティアやNPOの代表者らの取り組みを例に、岡崎市では「市民協働」実現のため、どう取り組むかなどを考えた。
同会議は後日、会場での意見を踏まえ、具体案を詰める方針。