岡崎市立図書館
原作本に予約が殺到
放送予定の「純情きらり」
岡崎市を舞台に、来春からNHKテレビで放送される朝のドラマ『純情きらり』の原案となった津島佑子の『火の山―山猿記』の利用希望者が殺到し、同市立図書館はうれしい悲鳴をあげている。
『純情きらり』の制作発表後、岡崎市では「『純情きらり』サポート会議」を発足させて協力体制を整えた。
市立図書館でも8月下旬から、原案になった『火の山―山猿記』(上・下)を読んでもらおうと、館内のあちこちにパソコンで作ったポスターをはり、A5判大のチラシを配布したところ、今週になって貸し出しを希望する人が急増。同館で毎週集計している予約希望のランキングで『電車男』に続く第2位に入った。6日現在、78人が待機中。
加藤覚館長は「せっかくの機会なのでPRしたが、これほど希望者が殺到するとは思わなかった。これをきっかけに図書館利用の活性化にも取り組みたい」と喜んでいた。