茅葺屋敷で作品展
まず「四季の彩り」45点
「ふるさと額田」写真で紹介
額田町千万町の茅葺かやぶき屋敷で、地元の額田シャッターくらぶの写真展「ふるさと額田郷」が開かれている。
同くらぶは25年ほど前に結成。現在、岡崎市内からも含め19人の会員が月1回、ぬかた会館に集まり、お互いの作品を批評したり情報交換をしている。
茅葺屋敷での展示会は、今年で3回目。岡崎市との合併を来年1月に控え、今回は特に「ふるさと額田」にこだわり、町内で撮影した作品だけを集めた。
今月29日までの会期を2期に分け、15日までの前期は「四季の彩り」と題して約45点を展示。
朝霧にかすむ山並み、渓流の岩場で羽を休めるカワセミ、「おおだの森」山頂の初日の出、桜形のこいのぼり、文字通り燃え上がるような紅葉、ホタルの乱舞、棚田の田植えなど、町内の豊かな自然と季節の移り変わりをとらえている。
16日から29日までは「暮らしの中で」をテーマに、祭りや地域の行事、イベントなどを写した作品を展示する。
同くらぶ会長の鈴木勝男さんは「合併を一つの区切りと考え、写真で『ふるさと額田』を紹介しています。多くの人に見てほしい」と話している。入場無料。