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東海愛知新聞

きりえ屏風を韓国に贈る

愛・地球博に展示日韓友好の作品

「おかざき匠の会」(上野房男会長)が愛・地球博地球市民村のパビリオンに展示し、韓国へ贈る「きりえ屏風(びょうぶ)・朝鮮通信使と家康公」の贈呈式が9日午後、東京都港区の在日大韓民国大使館で行われた。
 式には匠の会から上野会長、万博プロジェクト代表を務めた深田正義さん、制作統括の浅井司さん、事務局の岡崎商工会議所担当者の4人が出席。
 深田さんが目録を読み上げ、羅鍾一大使に目録を手渡した。羅大使は「独特の技術によって韓日の友好関係を表現し、おかざき匠の会が万博という会場で両国の匠同士が交流できる環境をつくってくださり、大変ありがたく思っている」と話し、匠の会へ感謝状を贈った。
 韓国への屏風贈呈は、地球市民村での「命と平和のセレモニー」(4月17日)に出席した駐名古屋大韓民国総領事館・柳聖杰領事の仲介で実現した。屏風は、ソウルにある韓国工芸文化振興院の展示館に展示される。
 屏風は、匠の会会員のきりえ作家、坂部信子さんが下絵を描き、匠の会が万博出展海外パートナーとして迎えた「韓国伝統工芸匠人会」と匠の会の会員が共同制作、二曲一双にした。徳川家康が矢作橋の上で朝鮮通信使の一行を出迎える図柄。400年の時を超えて日韓両国の匠が地球市民村で出会う姿に重ね合わせ、平和の象徴として表現されている。

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