ぶどう狩り開園式
岡崎市駒立
狩りが8月1日、そろってオープンする。これに先立って29日、開園式が開かれた。
駒立ぶどう狩り組合は、8戸の農家が合わせて12ヘクタールで観光ぶどう園を営業、県内外から毎年大勢の人が訪れている。今年は心配された台風も適度な雨を降らせて通り過ぎるなど、果物にとって良い天候が続いた。このため粒が大きく甘いぶどうに成長、組合では例年より5,000人多い45,000人の来園を見込んでいる。
開園式には、関係者ら約30人が出席。岡田益夫組合長が「組合は今年45周年の節目の年。ここまで維持し続けることは大変なことだったが一つひとつを懸命にやってこの日を迎えた。おいしいぶどうを食べに、ぜひ駒立に来てくださるよう声をかけてください」とあいさつし、神事でシーズン中の盛況を祈った。
開園式が開かれた幸果園には恵田町からこども会の家族連れなど大勢の来園者があり、小学生たちは「甘くておいしい」と口いっぱいにぶどうをほおばっていた。
ぶどう狩りは、8月中が種なしのデラウエア、9月初めからはスチューベンといった大型種が味わえる。入園料は、大人が土産付きで1,500円(土産なしは1,000円)、子供は土産なしで800円。巨峰は土産なしで大人1,500円。子供は1,000千円。
なお各園では、おいしいぶどうだけでなく、来園者に楽しんでもらおうと多彩な企画を用意している。毎週木曜日に川遊びなどの各種イベントを開くほか、8月3日にはジャムやジュース作りの講習会を予定。このほか毎週火曜日のシルバーデー、水曜日のレディースデーなどの割引サービス(70歳以上、女性の入園料1,000円)も用意している。
予約・問い合わせは、駒立ぶどう狩り組合(0564―45―5151)へ。