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東海愛知新聞

本社来訪

「初日がすべて」琴光喜関

岡田後援会長「再スタートを」

大相撲名古屋場所を終えた地元出身の琴光喜関が29日、岡崎後援会の岡田庸男会長ら役員とともに東海愛知新聞社を訪れ、松林正八郎社長にあいさつした。
 夏場所で13勝2敗の好成績を残し、大関昇進へ期待のかかった名古屋場所だったが、結果は7勝8敗の負け越し。

 先場所の感想を聞かれると「(露鵬にうわてなげで負けた)初日がすべてでした」と悔しそうな表情。松林社長は「最後の2番はいい相撲でした。これからまた頑張ってください」と励ました。
 岡田会長は「勝った取り組みはすべて、琴光喜関の力を出し切った内容で、逆に負けた取り組みは力を出し切っていなかった」と振り返り、「これから再スタート。一つひとつ、けがなどを克服して頑張りますので、今後も応援をよろしくお願いします」と琴光喜関の気持ちを代弁した。

 付き添った同後援会役員で、岡崎市国際交流協会顧問の加藤正男さんが「来月8日、岡崎市の姉妹都市、米国のニューポートビーチ市で、琴光喜関の後援会への入会を募るイベントを開きます。米国でも応援する人たちがいます」と話しかけると、琴光喜関はようやく笑顔になった。

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