「岡崎」「豊田」決まる
来年度から車の“ご当地ナンバー”
自動車のナンバープレートに新たな地域名の表示を認めるいわゆる「ご当地ナンバープレート」で、国土交通省は29日、要望のあった20地域のうち導入を認める18地域を発表。「岡崎ナンバー」と「豊田ナンバー」の導入が決まった。
「岡崎ナンバー」は岡崎市、幸田町、額田町の1市2町、「豊田ナンバー」は豊田市。これらの地域に住所や事業所のある車両が対象となり、新しい地名のナンバーが来年度から導入されることになる。現在の「三河ナンバー」を変更する必要はなく、新規、移転登録などの手続きをする際に新しいナンバープレートが順次交付される。
この「ご当地ナンバープレート」は、国土交通省が昨年末、一定の要件をもとに容認する方針を発表。各地区では、知名度やイメージの向上、地域住民の連帯感につながると判断し、要望書を提出していた。
導入決定を受けた市長のコメントは次の通り。
- 柴田紘一岡崎市長
- 念願の岡崎ナンバーが誕生することになり、喜びもひとしお。来年は額田町との合併、テレビの連続ドラマの舞台になるなど飛躍の年。あらゆる面で市のイメージアップに努めたい。
- 鈴木公平豊田市長
- 喜ばしく思う。都市と農山村の共生をキーワードとしてまちづくりを進める新市への愛着を高め、一体感を醸成するとともに、地域活性化にもつながるものと期待している。