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東海愛知新聞

全国初

額田中 弓道部女子 町立最後の年に快挙

男子は決勝敗退「悔しい」 イメトレで実力発揮

額田町額田中学校弓道部の女子が、全日本少年武道錬成大会で見事、優勝に当たる優秀賞に輝いた。女子の全国制覇は初めて。そろって出場した男子も決勝まで進んだが、入賞は逃した。出場選手は27日、町役場を訪れ、鈴木啓允町長に報告した。
 同大会は25日、東京の日本武道館で開かれ、男子は159チーム、女子は178チームが出場。額田中チームは男女とも予選を通過し、決勝に進出した。
 女子は、選手3人が12射して8中した3チームが同率で優秀賞を競い、6射中4中で額田中と鹿児島県の福平中がともに優秀賞、額田中は技能優秀校にも選ばれた。
 決勝で6射中1本をはずしただけだった3年生の梅村保奈美さん(14)は「控えの時にみんなで歌を歌ってリラックスできた。本番では緊張せずにいつもの力が発揮できました」と話していた。
 顧問の石川正宏教諭は「練習後も自分たちでイメージトレーニングを続け、大会では落ち着いて実力を発揮できたようです」と生徒たちの努力を評価していた。
 惜しくも入賞を逃した男子チームの2年生の小川恭平君(13)は「いい結果が残せなくて悔しかったけれど、自分の弓を引くことができ満足しています。次の試合に向けてがんばります」と、さわやかに話していた。
 これに対し鈴木町長は「額田町として最後の年に、全国に発信できるすばらしい成績でした。これからも練習に励んでください」と激励した。

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