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東海愛知新聞

“額田の今”160点に記録

町文化協会が合併を控え 写真集発刊

額田町文化協会(平松正明会長)は、岡崎市との合併を前に町内の自然や産業、日常生活の記録を後世に残そうと写真集「ふるさと額田」を発刊する。これを前に23日、樫山のぬかた会館で写真展が始まった。
 町内では第二東名のインター建設計画が進み、「生活環境が変わる前に“額田町の今”を記録に残そう」と町文化協会では、平成13年から3年間、1年ごとに「自然」「生活」「産業」をテーマに、町民から応募のあった写真の中から160点を選んだ。さらに昭和31(1956)年12月にあった豊富、宮崎、鍛埜、下山の四地区合併の記念パレードなど貴重な写真23点も含め、7人の編集委員(鈴木勝男委員長)の手で本にまとめられた。  本はB5判、114ページ。1,000部印刷し、8月1日から1部1,000円で頒布する。
 また、この日始まった「ふるさと額田」展には、本に載せた写真をキャビネサイズで紹介。自然、生活、産業のコーナーに分け、桜の花が満開を迎えた「宮崎小学校の春」や「雪の天恩寺」、水田に映る桜形のコイノボリ。産業では宮崎地区のお茶の栽培、桜井寺に今も残るガラ紡に使われた水車、千万町のヒノキの間伐などが並ぶ。展示は入場無料。31日まで。
 文化協会の平松会長は「応募された人には、それぞれ想い出のある作品ばかりで、選ぶのに苦労した。立派な本ができてうれしい。岡崎市との合併を控えて、家族で楽しんでもらえればありがたい」と話している。
 問い合わせは、町教育委員会内の文化協会事務局(0564―82―2075)へ。

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