額田中弓道部男女そろって全国大会へ
精神面で成長 上位期待
東京都千代田区の日本武道館で25日に開かれる全日本少年武道(弓道)錬成大会に、額田中学校弓道部が男女そろって出場する。出場選手が22日、町教育委員会を訪れ眞木利貢教育長に報告した。
同大会は全日本武道協議会主催。4月にあった県大会で男子は2位、女子は3位に入賞し、全国大会出場を決めた。男子は平成11年から連続出場しており、12年と15年には全国優勝している。女子は5年ぶりの出場になった。
町教育委員会には男女4人ずつの選手と顧問の石川正宏教諭が訪れた。 男子選手を代表して3年生の酒井瞭はるか君(14)は「額田町立額田中学校としては最後の出場になるので、全力で試合に臨みたい」。女子を代表して同じく3年生の平松恵里さん(14)は「平常心で悔いのない試合をしてきます」と力強く抱負を述べた。
これに対し眞木教育長は「全国大会出場おめでとう。額田中学校弓道部のすばらしい伝統を生かして、戦ってきてほしい。雰囲気にのまれず、日ごろの練習の成果を発揮してきてください」と激励した。
全国大会には男女とも約150チームが出場。予選でまず、3人の選手が4本ずつ射る。合計12本のうち6本が的に当たると予選通過で、決勝では的に当たった数で順位が決まる。
顧問の石川教諭は「1年前まで精神面にやや不安があったが、この1年で大きく成長した。上位を狙える力は十分あるので期待しています」と話している。