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東海愛知新聞

上位入賞を目指す

県消防操法大会小型ポンプに出場

岡崎 河合消防団
東部地域の防災を担って訓練に励む

岡崎の東部地域の防災を担う河合消防団(杉田隆璋(たかあき)団長)が、23日に豊田市御立町の県立豊田東高校移転用地で開かれる「第50回県消防操法大会」小型ポンプ操法の部に、岡崎市代表として出場する。 同消防団の県大会出場は3年前に次いで2度目。 17日午前8時から生平小学校で激励会がある。 団長の杉田さんは「前回以上の上位入賞を目指して頑張ります」と話している。

県大会はポンプ車と小型ポンプの部に分かれて行なわれる。 小型ポンプの部には県内の17団が出場する。 同消防団は河合中学校区の第115部で構成し、今回出場するのは才栗町地区の第5部。 団員は10人、選手は20〜30代の6人。 内訳は自営業2人、市職員2人、会社員が4人。

岡崎市の予選は5月15日、中央総合公園で行なわれ21団が参加した。 同消防団は各部が年ごとに順番に出場。 今年は第5部の番で、トップの成績を収め市代表になった。 選手は県大会に向けて毎週月・金曜日を除き、平日は朝5時から1時間、日曜日は朝6時30分から2時間、消防本部職員の指導で訓練している。

前回、4位までの入賞を逃しただけに「今回こそは」と杉田さん。 「出動の際、テキパキと動けるようにするのが訓練の最終目的。地域を自分達の手で守ろうという意気込みでやっています。」

杉田さんは「河合地区に限らず山間地域は、災害で道がふさがると孤立してしまう。だから危機意識は強い」と話す。 大地震発生が心配されるなか、消防本部が開く防災講習会にも消防団幹部らが積極的に参加し、救急救命法、応急手当てを学んでいる。

同消防団は河合中学校区の11町がエリアで、生平地区の第1部に消防車1台、他の4つの部には小型ポンプ積載車を各1台配備。 月2回、日曜日に車両や装備機器の整備などを行なっている。 管内では昨年、今年とも火災は発生しておらず、一昨年に山火事が1件あっただけという。

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