岡崎職安
7カ月連続で2倍超
5月の有効求人倍率
岡崎公共職業安定所はこのほど、5月の業務状況をまとめた。 1人の求職者に何人の求人があるかを示す有効求人倍率は2.03倍で、昨年11月から7カ月連続で2倍を上回っている。 前月に比べると0.09ポイント下回ったものの、前年同期比では0.82ポイント上昇した。 ちなみに県全体の5月の倍率は1.74倍で、特に西三河地方は自動車関連の好調な推移に支えられ、全国でもトップの求人倍率が続いている。
5月の新規求職者は1,115人で、前月比で21.4%減ったが、前年同期に比べると4.8%増えた。
新規求人は3,584人で、前月比で35.2%、前年同期比では83.0%と大幅に増加した。
業種別では製造業が1,826人で、このうちはほぼ半数の954人が輸送用機器関連。 続いてサービス業関連が492人、卸・小売業331人、建設業325人、医療・福祉232人、運輸業165人、飲食店・宿泊業93人などの順だった。
愛知万博の開催や中部国際空港のオープンによるサービス業、小売業関係からの求人も活発で、有効求人倍率を押し上げる要因の一つになっている。
またパートタイムは、新規求職332人に対して新規求人は522人で、いずれも前月より減った。 就職が決まったのは87人で、前月と同数だった。