岡崎市内で50番目 安全パトロール隊
あす矢作西学区で発足式
岡崎市矢作西学区総代会(加藤憲尚会長)と同学区防災防犯協会連合会(同)は同学区安全パトロール隊を結成し16日、同市矢作西小学校で発足式を行い、一斉パトロールを実施する。
同様のパトロール隊の結成は、市内で50団体目となる。
同学区内でも車上ねらい、自転車盗、ひったくりなどが増え、児童・生徒をねらった変質者も目撃されて不安が広がっていることから、パトロール隊の結成が検討された。
その結果、パトロール隊の結成が承認され、5、6月に隊員を募集したところ、学区民194人の応募があった。
発足式には、隊員応募者、岡崎警察署、市役所、岡崎葵ライオンズクラブなどの関係者が出席する。市から、たすきや誘導灯の贈呈を受けた後、宇頭町方面、西本郷町方面に分かれて一斉パトロールに出発する。別に、愛犬パトロール隊も参加する。
今後は、毎月第一土曜日の午後8時から9時までの一斉パトロールを中心に、下校時に通学路のパトロール、公園や神社などの随時パトロールを行っていく。
加藤会長は「学区住民の危機感から生まれたもので、この活動を通して学区民の連帯感を深め、不審者や変質者の近寄りにくい町の雰囲気(防犯環境)づくりをしたい」と話している。
なお、岡崎葵ライオンズクラブ(河合幹夫会長)から、同隊に助成金の贈呈があった。