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東海愛知新聞

西三河県民生活プラザ

“不当請求”が半数以上

「不用意に連絡とらないで」

西三河県民生活プラザに、使った覚えのないアダルト番組情報料など不当請求に関する相談が寄せられている。こうした相談は平成15年の夏ごろから急増し、現在では減少傾向にあるが、同プラザの4、5月の相談件数790件のうち442件と、依然として5割を超えている。
 不当請求は、はがきによるものが圧倒的に多い。以前はアダルト番組の有料サイトが中心だったが、最近は美容関連商品の代金などが目立つという。
 40歳代の男性から「インターネットを利用中、誤ってアダルトサイトにアクセスしたところ登録され、高額の登録料を請求された。支払わなければいけないのか」と相談があった。これに対し同プラザでは「申し込みの意思がなく、勝手に登録された場合は契約が成立しているとはいえないので、支払わないように」と、この男性に助言した。
 また30歳代の女性から「債権回収を名乗る業者から『総合消費料金が未納である。放置すると裁判になるので至急連絡してほしい』とはがきが届いた。身に覚えがないが、どうしたらいいか」と問い合わせがあった。同プラザでは、身に覚えがなければ相手にしないようにと助言するとともに、こちらから電話すると電話番号を知られたり、個人情報を聞き出されたりする恐れがあるので、相手にしないようにとアドバイスした。
 同プラザでは「身に覚えがなければ連絡しないのが原則。最近は受け取ったことのない商品の不当請求もあるので注意してほしい」と呼びかけている。
 相談や問い合わせは同プラザ消費生活担当(0564―27―0999)へ。
5月の相談409件
 西三河県民生活プラザ消費生活担当が受け付けた5月中の相談は、409件だった。昨年同期に比べると49.5%の減で、不当請求が大幅に減ったため。
 不当請求を中心にしたオンライン関連を除くと、商品別では、申し込んでいないのに電話会社が変更されていたという電話サービス、ふとん類、保健衛生品、教養娯楽品、健康食品などが目立った。
 また年齢別では30歳代がもっとも多く、次いで20歳代で、若者たちからの相談が多い。

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