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東海愛知新聞

岡崎

夏の交通安全運動始まる

プリンセスも呼びかけ

「夏の交通安全運動」が11日、県下一斉に始まった。岡崎署管内でも20日まで、(1)若者の無謀運転抑止(2)飲酒運転の追放(3)子どもや高齢者の交通事故防止―の3つを重点目標に啓発活動が続く。
 運動に先立ち前日の10日、おかざき農遊館(岡崎市東阿知和町)では午前10時から、交通安全・暴走族追放キャンペーンが行われた。プリンセスおかざきの内藤文子さん(26)と齊藤玲菜さん(21)が、ピンクや黒を基調にした浴衣に身を包み登場。市職員、同署員、少年補導委員ら約30人も参加し、「安全運転をお願いします」と、反射材を貼はったうちわ1,000枚を来館者に配った。
 涼しげな浴衣姿を披露したプリンセスおかざきの2人だが、着付けなどで内藤さんは午前4時半に起床、齊藤さんに至っては「朝が弱いから」と前日から一睡もしなかったという気合の入れよう。
 浴衣のイメージについて、内藤さんは「岡崎の友好都市である沖縄県石垣市を意識し、さわやかに」。齊藤さんは「渋さと落ち着きを重視して」と話していた。
 同署のまとめでは、今年1月から6月末までに管内で発生した交通死亡事故件数と犠牲者数は6件7人で、昨年同期に比べ2件1人減。また、重傷事故は34件(12件減)、軽傷事故は1,492件(95件減)と、軒並み減った。同署は「管内の事故は減少傾向だが、全国的に見れば愛知県はワースト1。お盆の帰省なども控えているため、油断せず事故防止を訴える」としている。
 期間中の管内のイベントは次の通り。
 13日=幼児交通安全指導者研修会(シビックセンター)高齢者交通安全講話(南部市民センター)▽14日=飲酒運転追放キャンペーン(東岡崎駅)▽15日=岡崎市高齢者交通安全推進委員委嘱式(福祉会館六階大ホール)▽16日=セーフティ・ドライビング・スクール(キョウセイ交通大学)▽20日=市内一斉街頭監視(市内全域)岡崎西高校自転車シンポジウム(市役所701号室)

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