星座プレゼントに沸く
岡崎市愛宕小で七夕まつり
今年は全児童そろい劇やクイズを楽しむ
七夕の7日、岡崎市愛宕小学校で、「七夕集会」があった。4年生が中心となって毎年企画する恒例行事。例年この時期、5、6年生は課外授業でいないが、今年は全校児童154人がそろい、さまざまなイベントを楽しんだ。
会場の体育館には、学年ごとに願い事を書いた短冊などを飾りつけた高さ約5メートルの笹六本が立てられ、気分を演出。児童たちが「おりひめとひこ星」の劇を披露したあと、七夕に関するクイズが出題された。
「十二星座プレゼント」と題した抽選会では、あらかじめ投票した各自の星座の箱から、抽選で選ばれた児童たちに学習用具などがプレゼントされ、最後は全員で「星まつり」を合唱。教諭らも巻き込み盛り上がった。
昔の遊びを一緒に
豊田の幼稚園でお年寄り招き七夕会
豊田市足助幼稚園でもこの日、地域のお年寄りを招いて「七夕会」が開かれた。招待したのは、地域の7つの敬老会の会員26人。かつて同園に通ったというお年寄りもあり、園舎を見て懐かしそうな様子だった。
七夕会では、園児と一緒に「たなばたさま」を歌ったり、昔の遊びのビー玉、こま回し、お手玉、竹馬を子どもたちに教えながら楽しんだ。
このあと、幼稚園教諭が手作りした紙人形を使って「たなばたの由来」と題した人形劇を披露。周囲に飾られた短冊には「嫌いな食べものが食べられるように」「プールで潜れるように」「友だちとたくさん遊びたい」などと願いが書かれていた。
お年寄りたちは「いつの時代も、子どもたちは明るく元気でパワーがある。きょうは子どもたちに元気をもらいました」と笑顔で話していた。