岡崎市の姉妹都市、米国カリフォルニア州ニューポートビーチ市から訪れた中学生親善使節団が7日、岡崎市役所を表敬訪問した。
　両市は昭和59（1984）年11月に姉妹都市提携を結び、中学生が毎年相互に訪問している。来岡した使節団メンバーは、ケリー・クラークさん（１４）、レイラニー・タンバラさん（１４）、ダニエル・ケンイチ・ワード君（１４）、エドワード・ウィックランド君（１４）の男女2人ずつと、付き添いのティムリー・ゴールド教諭の5人。6日に来日し、岡崎市内の中学生宅でホームステイしている。
　柴田紘一市長は「未来を担うみなさんに国際感覚を磨いてもらい、両市の交流がさらに発展することを期待しています」と歓迎。使節団を代表してティムリー教諭が「ホームステイ先では大変もてなしていただいて感激している。日本の文化を積極的に学んで帰りたい」とあいさつ。また、生徒を代表してダニエル君が「若い世代の友情を深めて、将来の両市の友好な関係につなげていきたい」と話していた。
　一行はこのあと、岡崎城や子ども美術博物館を見学。13日までの期間中に、市内の中学校で授業を受けるほか、今年は愛知万博も見学する。