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東海愛知新聞

岡崎
大関をめざし精進

琴光喜関激励会に300人

岡崎市出身の大相撲関脇・琴光喜関の名古屋場所激励会が5日、岡崎市東明大寺町の竜美丘会館で開かれ、約300人の地元後援会員やファンが大関昇進を期待して気勢を上げた。
 5月場所で13勝をあげた琴光喜関は、3年ぶりに大関とりのチャンスを迎えた。
 10日から始まる名古屋場所と9月の秋場所でいずれも2けたの勝ち星をあげると、相撲協会の内規といわれる直前3場所で33勝以上をクリアする。
 激励会は、琴光喜岡崎後援会の岡田庸男会長の「自分に勝つという強い信念で大関をめざしてほしい」というあいさつで始まり、来賓の柴田紘一岡崎市長も「地元ファンとして大関をめざす関取に大いに風を送りましょう」とユーモアたっぷりのあいさつで会場をわかせた。
 続いて立った琴光喜関が「大関という夢に向かって精進します」と力強く決意を述べると、会場から「がんばれ」と声援がとんだ。
 仕事を切り上げて駆け付けた日大相撲部の先輩舞の海秀平さんが「個人的には12勝でも大関に昇進させたい」と話すと、会場は大きな拍手に包まれた。
 宴に入ると、琴光喜関、舞の海さんともにファンに囲まれ写真撮影やサインに引っ張りだこ。
 会場は、アトラクションの「京ケ峰岡田病院ヨサコイ同好会」による踊りなどで大いに盛り上がった。
 名古屋場所は24日まで、名古屋市の愛知県体育館で開催される。

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