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東海愛知新聞

岡 崎

広報紙を音訳奉仕

「虹の橋会」が功労者表彰

岡崎市の広報紙「市政だより・おかざき」の音訳テープを制作している市内のボランティアグループ、虹の橋会(尚永美津子会長)が、日本広報協会広報功労者として表彰されることが決まった。
 この表彰は、社団法人日本広報協会が行政広報の向上に功績のあった個人・団体を広報功労者として表彰しているもので、今年度は全国で11人と6団体が選ばれた。
 虹の橋会は、市内に住む視覚障害者への情報提供として、市の広報紙の内容を読み上げた音訳テープ「声の広報おかざき」を制作。昭和52(1977)年から始め、現在は約40人の会員が交代で参加している。掲載記事から視覚障害者に有益な情報を抜粋し、聞き取りやすい表現に直して収録している。
 視覚障害者の福祉の向上に努めてきた功績だけでなく、サービスを受けている障害者からの評価が高かったことも表彰の理由。
 尚永会長は「28年間の活動を認めていただき、ありがたく思う。マイクの向こうにリスナーのみなさんの姿を浮かべながら取り組んでいきたい」と話している。
 表彰は9月8日から2日間、名古屋市で開かれる第42回全国広報広聴研究大会で行われる。

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