水難事故の怖さ体験
岡崎 服を着たままプールに
プールや海水浴など水遊びが増える夏休みを控え、岡崎市六ツ美北部小学校で30日、服を着たままプールに入る「着衣泳体験」が開かれ、全校児童728人が水難事故の怖さを体感した。
子どもでもできる救助法を実践で学ぶため、10年以上前から続く同校の恒例行事。学年別に、最初は水着でプールに入って体を慣らした。
服を着て再び水に入った子どもたちは、「体が重い」などと口々に話し、泳ぎにくさを即座に理解した様子。空のペットボトルやごみ袋に空気を入れた即席の“浮き輪”も使い、身近な物を救助道具として代用する方法を試した。
着衣泳体験は5回目になる5年生の広瀬七海さん(10)は「ペットボトルより、ごみ袋の方が使いやすい」と話していた。