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東海愛知新聞

岡崎市

渇水対策本部を設置

羽布ダム貯水率12・7% 矢作も32・4%

岡崎市水道局は29日、若宮庁舎内に渇水対策本部を設置。公用車にステッカーを取り付けるなどして節水を呼びかける。
 上矢作観測所で調べた矢作川上流域の4月から6月までの降水量は、平年比38.5%。29日午前9時時点でのダムの貯水率は、矢作ダムで32.4%、羽布ダムで12.7%まで低下している。
 現在、羽布ダムを水源とする仁木浄水場給水区域の水不足を、矢作ダムを水源とする県営水道からの受水と乙川の取水で補っているが、このまま降雨が少ない状況が続き、節水をさらに強化することになると、市内の高台地域で水圧の低下が起きる可能性がある。
 矢作川用水配水調整会議(羽布ダム)では、今月11日から40%の第三回節水を実施。また矢作川水利調整協議会(矢作ダム)でも同日から上水道10%の節水を継続している。

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