岡 崎
産学官で製造業活性化
ものづくり推進協議会設立
岡崎市と岡崎商工会議所は28日、地域のものづくりの活性化を目的とする「岡崎ものづくり推進協議会」を設立し、同日、設立総会を開催。商工会議所の古澤武雄副会頭が会長に選任された。
同協議会は、産学官が連携を強化することで、地域の製造業を活性化させるのを狙いに、委員には商工会議所をはじめ、市、県、中部経済産業局、岡崎大学懇話会、名古屋大学、名古屋工業大学、豊橋技術科学大学、名古屋市立大学、中部大学などから代表者が参加。所属する各団体も協力する。
具体的な事業としては、産学官連携の相談窓口を7月に商工会議所内に開設。大学や公設試験研究機関との共同研究、委託研究、技術指導などを進めたい事業所の相談を受け付ける。また、ものづくりに関連する有益な情報を収集し岡崎地域のものづくり情報を外部に発信する。いずれも同会議所の会員に限らず、地域でものづくりに携わる事業所なら個別に相談に応じる。
今後は、技術のマッチングや知識を相互に活用することによって、各事業所が抱える問題の解決を図るとともに、新産業創出・育成、地場産業の育成を目指すことにしている。