寸劇で「悪質商法」防止
岡崎安全座 三島小の保護者らに訴え
これまで「振り込め詐欺」と「連れ去り」の例を劇にしてきた岡崎市職員と岡崎署地域安全担当官でつくる劇団「岡崎安全座」が23日、同市三島小学校で、「悪質商法」をテーマにした新たな寸劇を公演した。
認知症患者を狙った事件が発生したことから発案。防犯講話も盛り込んだ「安全安心教室」と題した防犯講習の中で披露した。授業参観があった同校ではこの日、保護者約390人のうち100人が講習に参加した。
寸劇では、団員5人が悪徳リフォーム営業や悪質な訪問販売を行う社員役と被害者役をユーモアたっぷりに熱演し、会場の反応も上々。講話では、「犯罪から子どもを守る方法」として同署地域課署員が「不審者に出くわした時はとにかく逃げて助けを求めたり、犯人だったらどうするかを考えて犯罪に備えることが大事」と保護者らに呼びかけた。