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東海愛知新聞

おかざき匠の会が万博での展示を再現

長誉館で実演や体験も

愛・地球博の地球市民村に出展した「おかざき匠の会」(上野房男会長)の展示パビリオンの再現や伝統工芸の実演・体験、同会と同時期に参加した市民団体などが集う「地球市民村inおかざき」が18日、丸石醸造内の長誉館(岡崎市中町)で始まった。19日まで。
 市、岡崎商工会議所、同会で組織する「地球市民村参加PR事業実行委員会」主催。万博出展時と同様、「命と平和」をテーマに、工芸品約30点をはじめ、市民と万博来場者1万人以上から集めた手形の巻物119巻、来場者と作り上げた石像「なかよしの像」などが並んだ。展示会場では万博のアテンダント2人が案内役を担当。
 この日は朝から昼までに約五百人が訪れ、上野会長も「天候にも恵まれ客足は好調」と笑顔。体験イベントで、のみで石を彫って一輪ざしを作る「石彫り」などが人気を集め、会員の指導のもと額に汗しながら次々と挑戦していた。
 きょう19日のイベントは▽金箔・タイルに絵を描こう▽矢を射ってみよう▽三河木綿の機織り。各種伝統工芸体験イベント、和太鼓演奏、「うさぎ汁」や「樽酒」などがある「ふるまいコーナー」、4月の万博参加団体による「ホールアース自然学校」なども引き続き催される。
 なお、会場では匠の会11社の「夏休み工房見学会」の予約も受け付けている。

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