防犯に心強い味方
デンソーの警備員が学校周辺パトロール
治安悪化に伴う地域貢献活動の一環として、デンソー西尾製作所(朝倉正教所長)の警備全般を受け持つ「ユニティーサービス西尾事業所保安事業部」の警備員が6日、近くの岡崎市六ツ美南部小学校周辺のパトロールを始めた。
同事業部の警備員は約50人。製作所周辺には同校のほか、幸田町や西尾市に3小学校があり、原則として毎月5が付く平日に出勤した警備員4人が、4校に分かれてパトロールを行う。
児童たちの防犯教室も開かれたこの日は、警備員2人が参加。岡崎市と岡崎署による連れ去り防止寸劇などが披露されたあと、一斉に下校した1、2年生約300人を見守った。
この日のパトロールを担当した伊藤泰寛さん(37)は「自分にも小学2年生の子供がいるだけに、親の立場から見れば見回ってくれるのは安心する。気を抜くことなく取り組んでいきたい」と話していた。
同事業部は今後、ミニバイクなどで通学路を中心にパトロールし、不審者や異常を見つけた場合は警察への通報などを行う。