ギョーザで日中友好
岡崎の協会が留学生ら招き
岡崎市日中友好協会(伊藤公正会長)は4日、岡崎市南部市民センター分館で中国からの留学生や市内在住者、会員、一般市民合わせて約100人が協力してギョーザつくりを楽しみながら交流を深めた。今年で3回目。
開会に先立って、同協会事務局長・小林邦夫さんから歓迎のあいさつや、愛知産業大学国際交流センター長の間宮美和さんの激励の言葉があった。
和やかな雰囲気になったところで、同大の留学生会館で寮監をしている橋爪克幸さんから作り方について説明を聞いた後、7、8人のグループに分かれて調理を始めた。
まず、小麦粉でギョーザの皮を作り、留学生の手で昨夜のうちに作られた具をその皮で包み、湯の中に入れてゆでるとでき上がり。
留学生らは、でき立てを早速口に運んでいた。
留学生の1人は「家でもよく食べます。自分で作ったものは格別おいしい」と20個近く食べていた。
食べた後、会場を変えて交流会が始まった。
今年は、歌の交換会が企画されて、留学生が日本語で愛・地球博のNHKテーマソング「ココロツタエテ」や「世界に一つだけの花」を歌うと、日本側は中国語で中国の民歌「草原の情歌」などでお返しをして会を盛り上げた。
山東省出身の牛小さんは「たくさんの人と出会えるのは楽しい。こういう機会があるとうれしい」と話していた。
なお、岡崎市福岡町の太田油脂株式会社からジュースなどの差し入れがあり、留学生を喜ばせた。