岡崎市議会一般質問
自覚持たせる式典へ
成人式見直しで市長答弁
岡崎市議会6月定例会は3日、本会議を再開。一般質問に入り、木全昭子(共産)鈴木雅登(自民清風会)竹下寅生(ゆうあい21)田口正夫(自民清風会)柳田孝二(共産)畔柳敏彦(公明)山崎泰信(自民清風会)鈴木雅子(共産)の八議員が登壇した。
鈴木雅登議員が「新成人を祝う会」の改善の考えをただした。柴田紘一市長は「平成14年から『新成人を祝う会』として実施している。恩師や同級生との再会を喜び合うのはいいが、『成人式』そのものがないがしろになっているように感じている。行政がなすべき成人式としてはいかがなものか。大人になったということを喜びながら、大人として自覚してもらえるような式典とするのが新成人に対する大人の責務と考える。来年は、原点に帰って、本来の成人式を行う方向で検討していきたい」と答弁した。
同報無線導入を
木全議員が、災害時に有効な同報無線の整備計画を尋ねた。太田文生総務部長は「現在、本市には同報無線はないが、額田町にアナログの同報無線がある。来年1月の合併後も引き続き使用していく予定だ。額田地区以外の導入には巨額な費用が必要になるため、ケーブルテレビやコミュニティFMなど既存メディアの利用も研究しながら検討していきたい」と述べた。
生ごみ処理機補助
共同住宅にも拡大
竹下議員が、生ごみ対策について質問した。太田恒治環境部長は「昨年度四回、家庭系の可燃ごみの組成分析を行った結果
、生ごみの占める割合は45.2%だった。家庭から発生した生ごみについては各家庭で堆肥化し、家庭菜園などで活用することが有効と考える。今後は生ごみ処理機を広く普及させるため、共同住宅への補助対象拡大を図っていきたい」と答えた。