オカザキ製パンを認定
市内初のHACCP施設
岡崎市は31日、オカザキ製パン(同市赤渋町、早川勝博社長)の学校給食用ごはんの炊飯工場を、食品の衛生管理手法HACCPハサップ導入施設第1号に認定した。
このHACCP方式とは、従来の最終製品の抜き取り検査だけでなく、調理や加工の段階から衛生管理の基準を定めたシステムで、岡崎市では、食品の偽装表示や違法添加物の使用など食に対する問題が次々に発生した平成15年に、同方式の導入を促進するため認定制度を設けた。
今回認定を受けたオカザキ製パンはその第一号で、厳しい認定基準を満たし市内で最初の認定施設となった。
柴田紘一市長が「おめでとうございます。しっかりとした管理体制を築くことは、社員のみなさんの計り知れない努力があったと思う。今後は模範として貢献していただけるようお願いします」と認定証を渡すと、早川社長は「市内初ということで、保健所の職員にもお世話になった。認定を機会に食の安全性確保にさらに精進していきたい」と話していた。