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東海愛知新聞

岡崎市

天神荘市営住宅東跡地を売却

公共利用見込めず
約22,000平方メートル 来年1月に入札

岡崎市は、同市岩津町の市営住宅天神荘の東跡地を、公園用地を除いて一般に売り払う方針を固め、土地の鑑定手数料約260万円を6月補正予算案に計上する。

地元要望 公園用地を残す

 天神荘は、都市計画道路岡崎駅平戸橋線をはさんだ西側に、平成6年に4階建て136戸、さらに同15年までに6階建てと7階建て計188戸の中高層に建て替えたのに伴い、同9年に平屋建て144戸の旧住宅を取り壊した。跡地の敷地は26,000平方メートル余り。更地のままの状態で空き地となっている。
 市では、真木宏哉助役をトップとする庁内の土地利用調整会議で一昨年12月から跡地のあり方について協議を重ねてきた。しかし、この跡地は住居の環境を守るため、床面積が3,000平方メートルを超える建物が建てられない第一種住居地域であることから、公共施設としての利用の見込みがないとして、売り払うことにした。
 売却する用地は、地元からの要望が強い公園用地約3,000平方メートルを除く約22,000平方メートル。議決されれば、公有財産評価委員会、価格調整会議に諮ったうえ、来年1月に入札にかける。

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