万博会場で“伝統の技”
岡崎 石製品協組連合会の職人
愛・地球博長久手会場の日本広場で、15日から21日まで全国の伝統工芸品の展示と実演が行われ、岡崎市石製品協同組合連合会の職人も伝統の技を披露している。 会場では「日本の匠」をテーマに、全国の六十四の産地から石製品をはじめ焼き物、漆器、染め、組み紐、七宝などの伝統工芸品を「和」「洋」の二つのグループに分けて展示。製作体験できるワークショップも開かれている。
同時に実演も行われ、岡崎市内からは同連合会を構成する3つの組合の伝統工芸士3人ずつが会場で、六角雪見灯ろうの火袋のすかし彫りを披露している。
15日の実演に参加した楠名勝利さんによると、石製品の実演は珍しく作業を進める職人のすぐ近くまで来場者が集まり興味深そうに見学したという。
この日はちょうど「西三河地域の日」で、地元の人たちも大勢詰めかけた。
石製品の実演は17日も行われる。