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東海愛知新聞

国道路肩に大きな陥没

応急処置が終わる   額田

額田町切山の国道301号の路肩部分に先週、直径約1m、深さ1.5mに及ぶ穴が開いているのが見つかった。陥没した原因は、山に降った雨水が徐々に地中に浸透して空洞を作り、アスファルト部分を支えきれなくなったためと考えられている。現在は応急処置として、雨水を排出するパイプが埋設され、復旧した。
 穴が見つかった場所は、豊田市下山地区に程近い山間地。穴の内部の直径は最大で約3mに達し、木の根もむき出しの状態だった。人的被害はなかった。
 県西三河建設事務所によると、これほど大きな陥没が発生したのは、「極めて珍しい」とのこと。同事務所は、他の場所で同規模の陥没が起こる可能性は低いとしているが、側溝など排水施設が十分でなかったことも陥没した一因になったという。

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