被害拡大ストップ!
岡崎 悪質商法防止キャンペーン
被害が拡大している悪質商法への注意を呼びかけようと、岡崎市と愛知消費者協会岡崎支部の会員、プリンセスおかざきの齊藤玲菜さんらが10日朝、名鉄東岡崎駅で、駅利用者に被害防止キャンペーンを行った。
身に覚えのない不当請求などが増加しているのを受け市が企画したキャンペーンで、以前から啓発活動を続けている同支部と昨年から合同で実施している。
この日は、岡崎署員らも含め総勢22人が参加。会場となった駅入り口や構内では「悪質商法にご用心」と書かれたのぼり旗を立て、350個の啓発品を用意した。参加者らは、行き交う駅利用者に啓発品を手渡しながら「悪質商法に気をつけてください」と呼びかけたり、被害の恐ろしさを説明するなどしていた。
県中央県民プラザに寄せられる悪質商法に関する相談件数は、岡崎市内だけで月に約100件。今年に入ってからは、20歳代から40歳代の男性の中で、インターネットの有料サイトにアクセスしただけで料金を請求される「ワンクリック詐欺」が増えている。
また4、50歳代の女性を狙った不当請求はがき、高齢者に次々に商品を購入させる訪問販売被害も依然として多いという。