きかんしゃトーマス絵本原画展
おかざき世界子ども美博で14日から
おかざき世界子ども美術博物館は、14日から企画展「きかんしゃトーマス絵本原画展」を開く。7月3日まで。
世界中で親しまれている童話「きかんしゃトーマス」は、英国のウィルバート・オードリー神父によって原作が書かれ、初出版から60年を迎える。
機関車をテーマにしたこの物語は、鉄道好きの神父が病気で寝込んでいた息子に聞かせるために作った話で、1945年に出版されるとたちまち話題となり、オードリーは仕事のかたわら年に4話ずつ、26年間で104話を世に送り出した。
美しいソドー島と機関車たち、鉄道と駅、島民の会話など、物語の挿絵は3組4人の画家に依頼している。
同展では、トーマスの誕生60周年を記念し、オードリー神父の遺稿や4人の画家の挿絵など約250点を展示。また、ソドー島をジオラマで再現して、トーマスをはじめとする鉄道模型を走らせるほか、絵本の原画と同じ内容のテレビアニメも上映する。
入館料は大人300円、小中学生100円(岡崎市内の小中学生は無料)。毎週月曜日と祝日の翌日は休館。