アマチュア初段以上の愛好家を対象にした岡崎市アマ囲碁十傑戦が5日、同市康生町の岡崎公園巽閣で開かれた。東海愛知新聞社、日本棋院西三岡崎支部主催、五万石藤まつり協賛事業として毎年開かれ、今年で41回目。
　高校生1人を含む32人が参加。トーナメント方式で試合が進められ、1回戦の敗者は準トーナメント戦を行った。
　夕方まで熱戦が続き、決勝戦では本多善次さん（４６）＝大幡町＝が5年ぶり2回目の優勝を決めた。
　本多さんは「きょうは相手のミスで勝ち進むことができた。決勝戦では中盤に優勢を意識して緊張しました。優勝できてうれしい」と顔をほころばせた。
　惜しくも準優勝になった大沼勉さん（５７）＝中之郷町＝は「強敵ばかりでよく決勝戦まで残れた。最近はテレビのプロ対局を見ながら勉強しているので、少しは成果があったのかなと思います」と話していた。
　対局のあと、入賞者には盾やトロフィー、賞状などが贈られた。
　優勝の本多さん、準優勝の大沼さんを除く入賞は次のみなさん。
　3位＝宮崎信嘉（南明大寺町）▽4位＝山岡康孝（刈谷市）▽5位＝田中栄一（明大寺町）▽6位＝鈴木周明（井田町）▽7位＝原田弘志（真福寺町）▽8位＝加藤真也（同）▽9位＝河村孝彦（板屋町）▽10位＝天野俊光（戸崎元町）▽準トーナメント戦勝者＝岩附宏行（竜美東三）神谷佳男（大平町）杉浦邦夫（唐沢町）清水保武（西尾市）