ミクスがデジタルHiビジョン放送開始
地域番組で「岡崎遺産」
ケーブルテレビのミクスネットワーク(大川博美社長)は1日、全国のケーブルテレビでは初めて地域情報番組でデジタルハイビジョンの放送を始めた。
2011年に、すべての地上波がデジタル化されるのを前に、2年前から25億円を投じて機器の整備を進め、デジタルハイビジョンカメラ5台も購入した。
この日、岡崎市藪田一の本社スタジオで放送開始式があり、大川社長がスイッチを押すと、最初のデジタルハイビジョン番組「岡崎遺産」が流れた。これまでの「ミクス21」を「チャンネルミクス」(デジタル131chで放送)に変更し、「チャンネルおかざき」はデジタル132ch、「お天気チャンネル」はデジタル133chで放送する。
大川社長は「視聴者に高画質、高音質で放送を楽しんでもらえる。またデジタルハイビジョンを前面に出し、加入増加も期待したい」と話し、当面は市内の寺社や遺跡を紹介する番組を制作し、学校教育にも活用してもらうことにしている。