「大門茶」収穫 世話した3年生
約800本の茶の木がある岡崎市大門小学校で28日、草取りや掃除といった木の世話をしている3年生134人と保護者が、時期を迎えた茶葉の収穫をした。
茶の木が植えられているのは校庭東側のフェンス沿い。開校記念で昭和52(1977)年に植樹されて以来、毎年約40キロの茶葉を収穫してきたが、今年は春先の冷え込みのため、茶葉の成長が遅れているという。
児童と保護者は「茶摘みの歌」を歌い、午前9時前からビニール袋を手に収穫を開始。今年は虫が多く、あちこちで虫にびっくりした児童たちの悲鳴が上がったが、茎が緑色の葉を見つけては袋に詰め込んでいた。
収穫した茶葉は袋づめしたあと、「大門茶」として学区のお年寄りにプレゼントしたり、給食の時間に味わう。