創立30周年
子育て支援など活動拡大
岡崎の更生保護女性会が総会
罪を犯した人の更生や青少年の健全育成を支援している岡崎保護区更生保護女性会の今年度総会が26日、岡崎市福祉会館で開かれた。今年度は創立30周年に当たり、国からの委嘱で子育て支援活動を展開したり、大規模災害などへの義援金を積み立てる基金を創設。また創立以来、東公園で続けているアジサイの庭園づくりのための植樹、来年1月には会報「更女おかざき」で30年の歩みを紹介する特集号を計画。功労者の表彰も行うことにしている。
同会は昭和50(1975)年、婦人会組織から分離して発足。当初、71人だった会員は、現在では約780人に増えている。
総会で大村フサエ会長は「最近は幼児虐待の早期発見、事件被害者への支援など、会の活動範囲が広がっている。新しい領域に向かって、会員一同で力を合わせていきたい」とあいさつ。
また来賓を代表して柴田紘一市長は「更生保護活動だけでなく、子育て支援など地域で幅広く活躍されている。今後も活発な活躍を期待すると同時に、子どもたちにも小言をいう“うるさいおばさん”になっていただきたい」と祝辞を述べた。
総会には会員約250人が出席。式のあと市総合子育て支援センターの子育てコーディネーター柴田あかりさんの講演「子育て支援の現状とその背景」を聞いた。
大村会長をのぞく役員は次のみなさん。(カッコ内は学区)
顧問=滝沢千代子(六名・三島)▽副会長・犯罪予防部長=鈴木登志子(矢作南)▽同更生保護部長=柵木光江(六ツ美西)▽同広報宣伝部長=酒井艶子(北野)▽同福祉研修部長=山口陸代(額田)▽副会長=喜多村敏子(連尺)▽書記=岩本トシ子(秦梨)伊達典子(広幡)▽会計=米田雅代(矢作東)本間豊代子(男川)▽事務局部長=伊藤テル子(梅園)▽同副部長=渡辺和子(根石)